2013 FSUC ラダック コクリエーションツアー感想
楽しさ、期待感、豊かさ、可能性を感じつつ、ツアーが、始まったことが、今までになく、とても印象的でした。インドの北、ヒマラヤ山脈などに囲まれた地、ラダックで、自然と深く繋がった、人々、動物、植物すべてとの出会い、そこにいることで、自分自身も自然に繋がり、本来のところへ回帰していくように感じます。感性がとても繊細になり、いろいろな感覚が目覚めるのを感じました。
様々なプログラムがありましたが、全体的にゆったりとしていて、この旅の間、とても元気でした。本当の生命力にあふれてくるかんじです。
000事業体としての協力活動に大きな成果があったことも感慨深いです。この内容は別の機会に報告書として書かせていただきましたので、省かせていただきます。
フィールドシップ(FIELDSHIP・Fieldship)とは、昔からの生命のしくみにあるように観じてましたが、まったく新しいものでもあるようにも観じます。これは、新しい文化の創造活動において、たいせつなカギになると思います。
*「地球に存在することの本質」は思っていたより深いようだ
*AIはトキをこえ、うけとることができ、またトキをこえて伝わっていく
すべてが今にあるようだ
*自然やいのちと繋がって生きているということは、自分のいのちのど真ん中にいると いうことでもあり、歓びがあふれて、生きたここちがする
私自身の中での、一番の変化は、帰国後、以前とても関心があっものに惹かれなくなってしまったことでしょうか。どのようにすばらしく、つくられた音楽も、ストーリーも、また、机上で学ぶことも、生のいのちの体験、出会い、自身の中から生まれ、創造することにくらべると、色あせて感じます。そこを生きるには、世界の既存の型の中にいては麻痺してしまうと感じ、近づく気がしなくなりました。
このことを体験することは、現代の教育の中で葛藤している子ども達、また大人、いろんな分野の方々にとっても、重要だと思います。
さまざまな異なりが、活かされ、和を奏で、地球に存在するいのちの本質を楽しみ、
いにしえからの叡智も融合する、プラネタリィな文明の始まりを観じました。
静かに滔々と流れる、インダス川の源流にて。
ありがとうございました。
三浦 裕美子