2015 LADAKH WISDOM FORUM

2015のLADAKH WISDOM FORUMはテーマ「Taking Care of The Seeds of Wisdom Locally, Globally and Universally (地元で、地球規模で、あまねく叡智の種の世話を)」の下、ラダックの農業問題やオーガニック農業に関心のある、農家の方や10代の学生さんたちが中心となり開催されました。

ゲストスピーカーに、カナダからThe Paradigm Shift Project *(パラダイム シフト プロジェクト) 代表のレベッカ・スウィートマンさんが、NPO 000ピーエーエフさんのご協力により招聘されました。レベッカさんは、インドネシアに住んで活動していた時の体験をもとに、近代化と経済開発により農業が直面している食の安全性と持続可能な農業についてお話されました。その後のグループディスカッションでは、農家のご年配の方たちと学生たちが世代を超えて協力し、現代ラダックの農業分野で起こっているいろいろな問題とその解決方法を話し合い発表しました。時に談笑も含め、とても活気に満ちた貴重な場となりました。

お昼休憩の後は、NPO 000 GLOBAL UNIVER-CITYの三浦裕美子コーディネーターが福島の原発事故と放射能汚染の課題から学ぶ社会の在り方と日本人の意識の変化などについてお話されました。

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2015 LWFの様子は地元のTVや新聞で紹介されました。Reach Ladakh Bullteinの記事はこちら(英文、PDF)からご覧いただけます。

レベッカさんよりのフォーラムのレポートはこちら(英文、PDF)からご覧いただけます。

UNIVER-CITY LADAKHがまとめた当日のフォーラムのメモもこちら(英文、PDF)からご覧いただけます。

*『ザ・パラダイムシフト・プロジェクト』www.theparadigmshiftproject.org

カナダ政府に登記されている慈善団体であり、民間人の自主的な最善の実践、無名の地域に息づく叡智、世界各地からの持続可能なソリューションを、ドキュメンタリー・フィルムで紹介し、地球各地の市民活動に光りを当てている。カンボジア・ブラジル・インド・インドネシア・マレイシア・ペルー・タイなどの草の根コミュニティを繋いだ地球市民フォーラムを推進。貧困・ゴミ問題・性取引・水を飲む人権など、もっとも過酷な社会的・環境的公正の問題への解決の方法を、ドキュメンタリー映画で教育現場に紹介するプロジェクトなどを通じて、いかに私たち一人一人が世界の現状に違いをもたらすことができるかを共有している。私たちの世界で起きている驚くべきシフトを理解•支援し、地球市民活動に各自が従事することを促し、力づけることにより、変化に影響を与えていくことを目標にしている。草の根レベルの先陣的な事業を取り上げ、地球中の視聴者からの支援が現地事業へ届くよう、NPOの人々自体が映像や写真の力を使用し、世界からの支援を受けられるよう、無償の研修を提供している。また、小学校から大学まで、これらの映像が教育的に授業でも使用可能なよう、教育者用のキットとアクティビティも開発している。青年向けには、新たな教育キャンペーン「シフトになろう」がある。